壁掛けテレビ台
更新日：2010-07-06
50型プラズマTVの設置
5月の連休から中旬にかけてプラズマTVの設置作業を行った。 基本構想は以下の通りだ。
- 出窓を利用して、Linnのパワーアンプ3台を設置し、クォドラスパイアのラックを空ける
- そこに今までのブラウン管TVの下に置いていた、AVアンプ、レコーダー、プレイヤーなどを移し、TV下のラックを撤去する
- フラットTVに相応しい、すっきりした設置にする
頼んでおいた、カットされた部材が届いたのが4/29で、早速塗装に掛かる。塗装が全て終わるまで、約2日を要した。最初は出窓用の棚の組み立てだ。 図1、図2に出窓用棚を仮組みしたところを示す。ここまで来たのが 5/1。
図 1 出窓に置く、新しい棚の支え(中央)
図 2 支えの上に、出窓用天板を載せたところ。
図 3 出窓に新しい棚を載せ、Linnのパワーアンプ3台を設置した
図 4 天板を外して、上からパワーアンプ3台と切替器を見たところ
この棚を出窓に設置して、パワーアンプを移動し、配線をすべてしなおした。図4の状態は5/4なので、作業を始めてから部材の塗装も含めて丸7日ぐらい掛かっている。連休中は、TVは納入されなかったので、此処まで。
5月16日にようやくTVが納入され、作業を再開。まず仮に設置しておいた、TV取り付け用板を外し、ケーブルを通す。 この板の裏側には、HDMI二本、アンテナケーブル、電源ケーブル、LANケーブル、光デジタル音声ケーブルを通すための溝を設けたが、うまく行くか? 図5に、ここにケーブルを通したところを示すが、ほぼ大丈夫なようである。
図 5 TV取付け板の裏には溝を設け、HDMI, アンテナ、電源ケーブルを通す
図 6 必要なケーブルを通した板を立てて固定
実は、図1に示す、出窓棚の支え中央部は、出窓にがっちりとビスで固定してある。図6のように、ケーブルを通した板を立て、出窓棚中央の支えに、大きなビス4本で固定した。次に、この板に、プラズマTVの壁掛け用金具を取り付ける。
図 7 壁掛け金具を取り付けたところ
図 8 配線用の溝から穴を通じて出てきたケーブルを固定する
この段階で一番肝心な作業は、溝から穴を通じて表側に出てきたケーブルの処理。 図8に示すように、HDMI, アンテナケーブルは、AV-AMP, DIGA, が設置してあるラックの方向に持って行き、固定した。 左下に見えるのは、GefenのHDMIリピーター。従来この位置にあったAV-AMPを移動したため、プロジェクターに行くHDMIケーブルが届かなくなってしまい、止む無くHDMIリピーターを使うことにした。
図 9 ほぼ出来上がりの状態
ここまで来ると、後はTVを設置し、TV下のダクト(図8の部分)の上の蓋を閉めるとほぼ完成である。(図9)
一箇所残った仕事が、右スピーカーの裏の、ケーブルを壁に引き込んだ部分の目隠し。図10の枠を取り付け、表を蓋をする(図11)事で完成。 この部分は最後に残り、5/21の朝にようやく完成した。
図 10 ケーブルの目隠しの枠
図 11 蓋を閉めてできあがり
4/29に部材が到着したところから始め、TVの納期を待っていたこともあるが、完成が5/21と3週間を要してしまったが、私としては満足の行く仕上がりになった。(完)
東京都 Y.T 様
●STORIOコメント
出窓の前に大型プラズマテレビを設置した、壁掛けテレビ台です。薄型テレビを設置するにはとても難しい場所ですが、美しく見事に配置されました。出窓部分を上手に使いAV機器も収納しています。ケーブルの処理も正確に設計され、綺麗に収まっていますね。一見無理！と諦めるような場所でも、DIYで工夫すれば理想の形が実現できる、素晴らしい作品事例です。
●材料情報（参考）
－－－－－－－－－－－発送品内容－－－－－－－－－－－－－－－－
ご注文番号：sd1005926
ご依頼内容：壁掛けテレビ台
材質：パイン集成材 板厚：25,30mm
材質：シナランバーコア合板 板厚：18,12ｍｍ
材質：シナベニア合板 板厚：4ｍｍ
加工済み材料代一式＝￥50,247－
「アクセサリ」 品代小計 ￥388－
Fビス65ｍｍ 4本
Fビス55ｍｍ 16本
Fビス35ｍｍ 70本
お支払い総額 = ￥54,457ー(内消費税：￥2,593)(品代：￥50,635＋梱包送料：￥3,822)
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価格は製作当時のものになります。
あなたも 壁掛けテレビ台の自作に、挑戦しませんか？