必要支援の調査
更新日:2011-03-12
当社取締役が小千谷市議をつとめている関係から調査を相談され、被災状況の現地確認に協力致しました。
始めの支援依頼は浪江町の青年部からありこちらに向かいましたが、大津波警報や原発の水素爆発で立ち入りできず、浪江町の避難先を探し川俣町に辿り着きました。ここには浪江町のほか、双葉町も避難され7箇所の小学校・公民館などに導かれています。対策本部は保健センターに置かれています。
ここで副町長で災害対策本部副本部長を務める高橋孝さんにお会いし、状況と要望をお聞きしました。
余談(福島県において)
震災翌日であったにも関わらず、車による交通事情は思いのほか良好。中越地震に比べ、道路が崩壊して孤立している場所は少ないようである。地震による直接的な被害はさほどではないが、津波による被害は甚大、苛烈。根こそぎ町が奪われている様は、地震災害の非ではない。さらに原子力発電所の損壊が不明で、長期的にはこちらの方が被害が拡大するのではと懸念している。
直近では、ガソリンの不足が支援の足を引っ張る事になると思われる。すでにガソリンスタンドは長蛇の列ができ、当社の調査もガソリン残量との綱渡りであった。